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🐤「会社辞めたいけど、何をすればいいのかな?」
🐔「退職するって会社の人に伝えるの、怖いな~。実際退職する旨を会社の人に伝えてからはどんな感じなのかな」
内定が出たあなた、おめでとうございます。後は退職の日まで流れるかのように前進するのみです
実際に私がアラサーで研究職で2回転職した経験を振り返り、内定が出た直後の行動から退職の日までの流れを順を追ってお話しします
理系技術職に特有の作業もありますが、大部分は他の職種の方にも当てはまる流れですので参考になるかと思います
転職活動中の方や退職に漠然とした不安を抱えている方に研究職の退職のステップを知り、イメージをすることで意外と簡単かもと前向きになっていただけると嬉しいです
退職の大まかな流れ
法律上は退職の14日前に会社に申告すれば退職は可能です(民法第627条第1項に記載)
会社の就業規則に「〇か月前に退職の意向を申し出ること」と明記されていることもありますが、民法が優先されるため、その期間を超えても退職が可能です
実際は引継ぎや有休消化を含めると、退職の日までに2か月以上あれば余裕がある人が多いと思います
私の経験では、1社目(A社)では退職の申告が2か月弱前で、引継ぎののち有休消化になりました
2週間ほど有休消化でつかの間の羽休めができましたが、30日くらい有休をドブに捨てるハメになりました
2社目(B社)では、3か月前に退職の意向を上司に伝え、有休を全消化してから1か月の休暇を取りました。
大手企業でしたので消化できなかった有休に対してお金が支払われる規約がありましたが、しっかり有休を全消化して丸1か月休みました
退職する旨を上司に伝える
ドラマのシーンみたいにいきなり退職届をバーンッと出す人も中にはいるのでしょうが、一般的には先に口頭で伝えるのがスタンダードです
管理職はこれまで何度も退職者を見てきていますので、ある程度の察しは付いているでしょう
🐰「お話ししたいことがあります。お時間いただけないでしょうか」
といった内容で事前にメールで面談の予約をしておくと良いでしょう
時間になったら指定した場所に移動するだけです。あとは流れに任せます
初めに、「お時間を取っていただきありがとうございます」と礼を言いましょう
退職の意向を伝えた後、新しい会社が決まっていることを伝えます。私の経験では、引き止めの試みはほとんどありませんでした
次にどこの会社に行くのか聞かれることもありますが、答える必要はありません
後は管理職からの指示を待つだけです
これが終われば、事務的な退職手続きが告げられます
引継ぎに関して上司からの宿題が出ることでしょう。ひとまずおつかれさまでした
退職届を出す
A社では退職届のフォーマットが用意されておらず、B社ではWordのテンプレートが会社で用意されていました
退職届のフォーマットについては管理職に確認するのが良いでしょう
私はA社の時は家で退職届のテンプレをググってテンプレ通りの文章を便箋に手書きしました
B社の時はWordに書き込み会社で印刷しました(🐰印刷機の前で紙が出てくるのを待ち構えました)
これを白い封筒に3つ折りにして入れ、管理職に手渡せばミッションコンプリートです
私はうっかり郵便番号を書く枠のついている封筒を購入してしまいました。幸い手渡す前に気づきましたが…
郵送するわけではないのでまっさらな白の封筒で手渡すのが正解です
最終出勤日まで
退職前は、忙しくなるパターンと暇になるパターンの両方があります
- (忙しくなるパターン)現在進行形で動かしている仕事をしながら、さらに引継ぎもあり忙しくなる
- 新しい仕事が降ってこなくなるので仕事が自分からどんどん離れていって暇になる
どちらにせよ、残された人のために引継ぎ資料の作成とサンプル整理はしっかりと行いましょう
私や周りの方々を見たところですと、3年間程度勤めていた人は1か月あれば引継ぎは可能です
引継ぎ資料の作成
引継ぎ前は私は漠然とした不安を感じていました
🐰「私のこの仕事はだれが引き継ぐんだろう…。引継ぎ受ける人は仕事が増えるから絶対嫌じゃん…」
と、考えていましたが、面と向かって文句を言う人や嫌そうな顔をする人は幸いにもいませんでした
というか、誰に何の仕事を引き継ぐかは上司が決めるので、あなたは何の心配も要りません
優先順位をつけて、優先順位の低い仕事はいったん止めて仕事を回すというのが上司の仕事です
引継ぎを受けた人がオーバーフローするようであれば上司が悪いです
あなたが考えないといけないことは、自分がいなくなった後にあなたの仕事を引き継いだ人が困らないような引継ぎ資料を作ることです
実験ノートを見るだけで、引継ぎを受けた人が再試ができるようになっている必要があります
実験ノートは初めのページに見出しを書いておくと分かりやすいです
また、社内外で発表した資料や生データも含めて整理しておきましょう(まだ転職活動前の人は日ごろからデータ整理を心がけましょう)
しかしあくまで理想です。引き継いだ方が再試する頃にはあなたは次の会社にいるでしょう…
サンプル整理
サンプルを箱に入れ、リストを作成しておくと便利です
サンプルが多い場合は整理に時間がかかることもあるので、早めに準備を進めましょう
色んな実験室に散らばってサンプルを保存している方は、早い段階でどのくらいサンプルがあるか、整理にどのくらい時間がかかりそうか把握することをおススメします
最終出勤日
会社に置いている私物はすべて持って帰らなければなりません。さらに選別の品が用意されている職場も多いでしょう。大きめのカバンを持っていくのが無難です
送別会で花束を渡されなかった場合、最終出勤日にもらう可能性があります
花ってデカいんですよね…なので私物は最終出勤日までに可能な限り持って帰りましょう
メールの送信
仕事で関わりのあった人にメールを出しましょう
メールの内容のお手本は「退職 メール 書き方」でググればいくらでも出てきますので参考にして書いてください
私も退職時には、宛先を「Bcc」にして自分のアドレスを「To」で送るという退職特有の形式で送メールを送りました
一応、退職後も連絡が取れる携帯電話番号やメールアドレスを本文に入れておくとベターです
もちろん強制ではありませんので、記載しなくても結構です
🐰「これまでに退職していった人のメールには連絡先が書いてあるから自分も書かないとだけど、退職後に連絡来たらめっちゃ嫌…教えたくない…」
私はこんな心境でしたが、実際は退職後に業務に関連した連絡はほとんど来ませんでした
お世話になった方への挨拶
同じ部署やチームの方には一言挨拶しましょう
中にはあんまり話すことないなって人もいますよね。大丈夫です。人間関係が良くなかった方向けの便利なテンプレートは以下です
🐧「〇〇のときはお世話になりました。ありがとうございました。」
🐧「業務が一緒になることがなかったので、もっとお話ししたかったです」
さみしいですぅーみたいな感じを出すと、後日飲みに行こうという話になる場合もあります
すぱっと去りたい方は、さっぱりした対応を心掛けましょう
そして軽い挨拶の後はこれまでの感謝の意を込めてお菓子を渡すと丁寧です
手渡しせずに、人目につきやすいところにメモと共にお菓子をポンと置いているだけのケースもありましたので、対応はお好みです
お菓子選びの注意点ですが、夏は暑いので溶けるものは好ましくありません。夏場はチョコレートは避けましょう
クッキーやフィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子・洋菓子だとシーズンを選びません
人数が多い場合はちょっとだけ高級感のあるクッキーがおススメです
下のリーフチョコはどこの職場でも一回以上見ました。量も多く万人受けする味で配りやすいです
【退職期間を乗り切る!】有休消化期間にやりたいことを計画しよう
有休消化期間は控えめに言って、最高です!!!解放感がハンパないのです!!!
そして有り余るほどの時間を手に入れた私は平日に一人旅をしました
平日は宿泊料金が安いうえ、人が少ないので快適でした✨
退職したら何をしよう…と退職前に計画を練っておき、頑張った自分へのご褒美をあげちゃいましょう
そしてご褒美を糧にして退職までひと踏ん張りするのです🔥
最後に
どんなに嫌で辞めた会社でも、後腐れのない辞め方をしましょう
だって退職後に連絡が来ても嫌ですもんね?後々トラブルになってもしんどいです
狭い業界であれば、また一緒に仕事をする人もでてくるかもしれません
立つ鳥跡を濁さず。すっきりとした辞め方をした方が精神衛生上よろしいのです!
辞めた後は自分へのご褒美でたーっぷり休んで羽を伸ばして、新しい職場へ羽ばたきましょう!!
🐰