転職を考えるものの、罪悪感によって踏み出せない。そんな心優しい貴方に向けて、転職後の後悔を回避するための理由を考えてみましょう
まず、権利の面からです
転職は人類の権利です。憲法において職業選択の自由が明記されています。自分の人生を自由に選択することが重要です
次に、気持ちの面です
罪悪感があっても、それは他人には伝わりません。伝わらないなら考えなくていいと割り切ってしまってもいいです
そして、人間関係の面も考えてみましょう
嫌な人間とは別れることができます。会社を辞めれば、その人たちとは二度と会う必要はありません。自分の人生を送る権利を持っています
私自身、大手企業の研究職に就いていましたが、2度も退職しました
最初の会社では転職を考えた時に後ろめたさを感じましたが、それは時間の無駄でした
私の経験を通じて、転職には罪悪感を感じる必要はないことを理解してほしいと思います
【経験談】一社目だけは行動するまでに時間がかかる
私は新卒で入社した会社は3か月くらいで既に辞めたくなっていました
ここで将来的に転職することを考え、今の会社を踏み台にしてやろうと気持ちを持ち、自分のスキルアップだけを考えればよかったのですが、
🐰「新卒で入って仕事を教えてもらったのに、辞めるのは裏切りみたいだな…」
と自分を苦しめるモノの考え方をしてしまい、転職を決意するまで気に病むことを繰り返していました
当時の私は理解していませんでしたが、仕事を教える人も給料をもらって、仕事として後輩の育成をしているので、そこに必要以上に恩を感じることはなかったのです。なんせ仕事ですから。
しかし他の会社を経験していないので、今が酷い環境なのか判断ができず、
🐰「給料は我慢料だっていうし、このくらいは我慢しないといけないのかな…」
と思い行動に移すことをためらっていました
しかし結局3年働いて転職活動をします。後から思いかえすとこの気に病んだ時間はすべて無駄です
そして２社目の時は転職したいと思った瞬間、すぐに転職エージェントに再登録しました
今私は３社目の会社に勤めていますが、別に長年勤めようという気はありませんし、何なら今すぐに転職してもいいやという気持ちです
一回目は勇気がいるのはめっちゃわかります
でも最終的に転職するなら、堂々巡りに悩む時間は究極の無駄となることを肝に銘じてください
罪悪感が一番の理由で行動に移せない方は、もう悩むのは十分ですから、自分の幸せを考えてください
転職するのは人類の基本的な権利
ーあなたが一生懸命働いても辞める従業員には冷たい会社があることを知ってくださいー
私は上司からの残業時間を減らせという圧力から、残業代返上で働いていた時期もありました
過剰量の仕事を抱え、朝7時から夜10時までご飯抜きで死に物狂いで実験していた時期もありました
私は見切りをつけて転職しました
経営者はタダ働きしてくれて今までありがとうなんて言いませんよ
もう従業員ではない人間を守る義務もありません
私は1社目は有休を何日消化できずに捨てたか分かりませんが、たぶん40日以上捨てたと思います
2社目を辞めたときは退職前に有休消化期間を作り有休は捨てずに済みましたが、2社目では有休を残して退職したら日数に応じて給料を出してくれるようでした
そして退職するときは人事の管理職の目の前で「2年間研究職に就きません」という内容の書類に署名をしなければなりませんでした
憲法22条に規定する職業選択の自由に反しています
何でもっと早く退職しなかったんだと後悔しましたが、何の意味もありません
人生、時間は取り戻せません
転職に罪悪感は要らない
私が会社を辞めたときは、周りの人に少なくとも負担をかけることになるため、すみませんでしたと謝罪の言葉はかけておきました
一社目の時は気持ちはちゃんと気持ちを込めて(笑)、謝っておきましたが、
周りの反応は決まって、まぁいいよーとか仕方ないねーとか頑張ってーです
辞めることを決めた人間に何か言っても、もう手遅れなのは周りの人も分かっています
お決まりの型なんで謝罪を受ける方も聞き流しています。気持ちは不要です
逆に先輩が辞めていった時、本当に申し訳なさそうにしているのを見て、
🐰「そんなに辞めたくないなら辞めなきゃいいのに…」
と思っていました。で、辞めて一週間も経てば先輩がいない日常にすっかり慣れました
言っても言わなくても何も変わらないなら言っても無駄→言っても無駄なら考えても無駄
こう考えてください
悪いという気持ちがあるのでしたら、いかに引継ぎ先の人の負担が少なくなるかを考えて、分かりやすい引き継ぎ資料を作るとか、自分がいなくなった後のことを考えるべきです
人間関係は断捨離すればいい
想像してみてください。退職を告げて2か月後には、その会社に二度と行くことはありません
パワハラ上司、攻撃的な先輩、嫌がらせが好きなお局、自慢話ばっかりしてくる同僚…
今後の人生で一切関わることのない、今何をしているのかもわからない「知らない人」になります
辞めてからもまた会おうねーとか言い合うもんですが、これはリップサービスです
ちなみに私は辞めた会社の人間とは今は連絡を一切取っていません
一時期会っていた同僚も、会えばなぜか会社絡みの自慢話ばかりしてくるので関係を断ちました
嫌で辞めた会社の人間関係は断捨離してしまえばいいのです
実際に転職活動を進めると罪悪感が薄れていく
実際に転職サイトに登録して求人を眺めて、転職エージェントにサポートしてもらって、面接に進むようになっていって…
そうなると今の仕事以外のことが重要度が高くなるので、気持ちは仕事どころではありません
良い意味で忙しくなってきます。今の会社のことを考える時間がぐっと減ります
そして実際に転職希望の会社の人と話をするようになると、今の会社からは気持ちが離れていきます
内定を貰うと、今の会社に在籍しながら転職先の会社とやり取りするようになりますが、その時には半分転職先の一員のような感覚になります
罪悪感は勝手になくなります。安心してください
最後に
罪悪感で会社を辞めることに躊躇しているそこの貴方、よっしゃ転職しよう！と奮い立ちましたか？
まだ勇気の出ない人は、転職した後の自分を想像してみてください
今より興味のある仕事に就いて、理想のエリアに住んで、今より年収が上がって、残業時間が減って、趣味の時間が持てて、人間関係が改善されて…
希望のすべてが叶う転職は少ないにしても、この中のどれかは叶うはずです
今の会社で今の生活を何十年と続ける自信がありますか？定年まで働けますか？
無理だと思った方は、まずは行動してみてください
転職サイト、転職エージェント、共に無料で利用できます
私が実際に使っていて年収アップできた転職サイトはJACリクルートメントです
求人が豊富で、登録して3か月で内定をいただきました
同級生におススメしといたら大手製薬会社にスピード転職して行きました
経験談はこちらの記事に書いています
あなたが今考えないといけないことは、あなたの将来だけです
理想の生活に向かって、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね！
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