【就活・転職必読-求人票編①】完全週休2日制とは?求人票の休日の欄の見方と理系技術職の働き方の実態!!

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🐤「完全週休2日の内定ゲットだ!カレンダー通りに休めるぞ~」

🐔「土日祝は絶対に休みたい。完全週休2日制と明記された求人しか応募しないぞ」

ちょっと待ってください。「完全週休2日制」の内情は企業によって異なります

さらに、私は完全週休2日制の会社を3社経験していますが、休日に出勤をしなかった企業はありません

技術職に就職・転職する方ワークライフバランスを重視する方は参考にしてみてください

完全週休2日制の定義とは

完全週休2日制とは、毎週必ず2日の休みがあることを指します

ただし、具体的な休日の取り決めは企業によって異なります

たいていの企業では土日が休みですが、祝日の扱いについては企業ごとにルールが異なります

求人情報には年間休日の数や休日の具体的な取り決めが記載されています

例えば、年間休日が120日以上であれば、祝日や年末年始、お盆休みが含まれていることが一般的です

年間休日が105日などと記載されている場合、祝日は必ずしも休みではない可能性があります

週に2日の休みがあるだけであり、土日が休みで祝日は出勤となることが考えられます

具体例を挙げると以下になります

  • 完全週休2日制(土日)、年間休日105日 → 土日は休みで祝日は出勤の可能性が高い
  • 完全週休2日制(土日祝)、年間休日124日以上 → 土日祝が休みで、さらに年末年始や夏季休暇などが記載されている求人は、その期間も休暇とされています

休日の具体的な取り決めに関心がある方は、入社前に必ず確認するようにしましょう

【経験談】理系技術職の勤務の実態

では完全週休2日制(土日祝)ではどの職種でもカレンダー通りに休めるのかというと、そういう訳ではありません

私はワークライフバランスを考えて、新卒で完全週休2日制(土日祝)で裁量労働制を採用していない大手企業に入社しました

研究開発の部署に配属されましたが、すぐに毎月の休日出勤が始まりました

🐰「え、完全週休2日制なのに休日出勤しないといけないの?ショック…」

しかしこの時はまだ序の口でした。休日の午前中のうち数時間だけの勤務で、日曜日であれば割増賃金でした

次の年には丸一日作業が必要な実験を担当することになり、土日でも私だけ丸一日出勤することになりました

しかし残業時間に厳しい会社だったので、しばしば残業を減らせと圧をかけられていました

部署の方針が個で働くスタイルだったので、社員によって業務負担に極端なバラつきのある組織でした

ただでさえ私は残業は多かったのですが、休日出勤した時間は全て残業扱いとなるため、代休を取らざるを得ませんでした

自分の出勤日と休める日がすべて実験のスケジュールによって決まるという生活が数か月続きました

(🐰今はチームで働く会社にいますので、休日は当番制で仕事を回すことができます。ただし月に一度以上その当番が回ってきます)

しかし、さらに大変な働き方をしている人もたくさん見てきました

動物を使用して試験をしている方々は週に6日出勤しています。ほぼ毎週です

製造の部門に配属された同期たちは土日祝でも出勤、さらに休日でも無給で自宅待機(急に出勤できなくなった社員の身代わり要員)の必要もあるようです

事務職のみ募集要項が当てはまる企業だったようで、同じく総合職で経理に配属された同期はカレンダー通りの休日でした

私は現在の職場はワークライフバランス重視で残業時間が少ない職場を選びました

採用面接のときは「今(前職)よりも残業は減ります。勤務は楽になりますよ」とだけ言われました。しかし完全に油断しました

これまで同様、完全週休2日制(土日祝)の会社ですが、今の職場が私は経験した中では最も年間の休日出勤の回数が多いです

(🐰具体的に聞かなかった私が悪いのです。反省しています)

まとめ

参考になりましたでしょうか。理系技術職は完全週休2日制(土日祝)が約束されないケースがあります

ワークライフバランスを大切にしたい、土日祝は絶対に休みという条件が外せない方は、面接で具体的に質問することが重要です

土日祝が完全に休みであれば、すぐにはっきりと休みですよと答えてもらえるでしょう

逆にあいまいな返答だったり、返答に困っている時はあやしいと思った方がいいです。突っ込んで聞いて具体的に答えてもらった方がいいでしょう

🐤「面接官の心象が悪くなって面接落とされちゃうかも~」

こう思うかもしれませんが、長くその会社で働くためには自分が外せない条件はしっかり質問してハッキリさせておかなければなりません

入社後にこんなはずでは…となってしまい早期離職するくらいなら、初めから入社しない方が良いです

実際に働いている社員や過去に勤務した人々の生の声を知ることのできる口コミサイトを活用しましょう。openworkがおススメです。こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください

会社選びを通じて自分の人生の幸福度を上げる選択をしましょう!

🐰

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